~日本大学芸術学部写真学科教授・田中里実氏の作品を展示します~
昭和初期から戦後にかけて、西池袋周辺には多くの芸術家が移り住み、フランス・パリのモンパルナスに重ねて「池袋モンパルナス」と呼ばれていた時代がありました。
本展では、同時代の20世紀初頭、パリの街を記録し続けたフランスの写真家<ウジェーヌ・アジェ>の足跡を辿る田中里実氏の『Atgetの巴里』シリーズを紹介いたします。
アジェがいた時代の風景を追って、その場所を訪れ同じ構図で撮影する――田中氏のその行為からは街の変遷とともに不変も浮かびあがります。「池袋モンパルナス」の芸術家たちの憧れの地・フランスの写真から、当時の池袋の時代の空気にまで想いを馳せていただければ幸いです。
その他、田中氏のライフワークである『山精木魅(さんせいもくび)』シリーズについても展示いたします。是非会場にお立ち寄りください。
日程 |
2025年3月1日(土曜)から3月30日(日曜) |
場所 |
Echika池袋ギャラリー (東京メトロ副都心線池袋駅構内 連絡通路) |