今年で第20回を迎える池袋モンパルナス回遊美術館。
このたび「池袋モンパルナス」ゆかりの画家たちの複製画展示と、ボランティアガイド「としま案内人長崎町」によるギャラリートークを開催します。

昭和のはじめから戦前にかけて、豊島区西部の要町・長崎・千早地域には多くのアトリエ付貸家が建てられ、「アトリエ村」と呼ばれるコミュニティが生まれました。鶴田吾郎、麻生三郎、寺田政明など、近代日本芸術を代表する芸術家が多く暮らし切磋琢磨していたその空間を、詩人で画家の小熊秀雄は「池袋モンパルナス」と名付けました。

現在は建て替えが進み当時の町の面影は殆どありませんが、豊島区の大切な歴史の一つ「池袋モンパルナス」を多くの方に知っていただき、本イベントが歴史継承の一助となることを願っております。