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10月1日(水曜)募集開始
巣鴨地域文化創造館文化カレッジ講座・ワークショップ参加する

【219】すがも文学講座
「正岡子規の作品の魅力と生涯を知る」

近代の俳句・短歌・散文(随筆)・批評の可能性を切り開き、現代も輝きを失わない正岡子規の作品を味読し新たな魅力を探ります。夏目漱石や弟子たちとの交流や、後代に与えた文学的影響を確認します。資料配布も適宜行いながら、受講者の理解に合わせて分かりやすい読解を進めます。
日程 2025年12月4日から3月5日 木曜 10時【全4回】
場所 巣鴨地域文化創造館 多目的ホール
【219】すがも文学講座
「正岡子規の作品の魅力と生涯を知る」

10月1日(水曜)募集開始

実施要項

【219】すがも文学講座「正岡子規の作品の魅力と生涯を知る」

日時 2025年12月4日、2026年1月8日、2月5日、3月5日(木曜) 10時から12時
回数 4回
会場 巣鴨地域文化創造館 多目的ホール
講師 小嶋 知善(大正大学 文学部 名誉教授)
対象 区内在住・在勤・在学の18歳以上
定員 20名
費用 3,000円
申込期間 2025年10月1日(水曜)から11月20日(木曜)
内容(予定)

《第1回》12月4日(木曜)
1.本講座4回の内容説明(次回以降の第2回・第3回・第4回の「課題図書」を提示)。
本講座において明らかにしたい子規の文業に関する現代的意義を説明する。
俳句・短歌・随筆・評論などの文学的な達成度などに対する一般的な評価を説明する。
2.日本近代文学における詩歌の位置について説明する。
3.「小説」と「詩歌」の関係を説明する。
4.夏目漱石との交流。漱石に与えた影響などを説明する。

《第2回》1月8日(木曜)
1. 子規の俳句と短歌を味わう。

《第3回》2月5日(木曜)
1.正岡子規『墨汁一滴』・『病牀六尺』・『仰臥漫録』の随筆三部作を中心に子規の随筆の妙を味わう。
2.『病牀六尺』に記された高弟の二人(長塚節・伊藤佐千夫)を取り上げる。長塚節の短歌と長編小説『土』・伊藤佐千夫の短歌と短編小説『野菊の墓』の解説。

《第4回》3月5日(木曜)
・ドナルド・キーン『正岡子規』角地幸男訳(新潮社、2012年)、同書新潮文庫版(2022年)
・復本一郎『正岡子規伝:わが心世にしのこらば』(岩波書店、2021年)
・司馬遼太郎『坂の上の雲』全6巻(文藝春秋、1969年から1972年)、同書新装版(2004年4月から6月)、同書文春文庫改装版全8巻(1999年1月から2月)
・司馬遼太郎『ひとびとの跫音』上・下(中央公論社、1981年)同書中公文庫版上・下(1983年)中公文庫改版上・下(1995年)

1.上記の書籍などをもとにして正岡子規像を探る。
2.本講座全体を総括し、新しい子規像を確認し、その文業の可能性を考える。

お問合せ先

巣鴨地域文化創造館  〒170-0002 東京都豊島区巣鴨4-15-11  電話番号 03-3576-2637

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