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《第1回》12月4日(木曜) 1.本講座4回の内容説明(次回以降の第2回・第3回・第4回の「課題図書」を提示)。 本講座において明らかにしたい子規の文業に関する現代的意義を説明する。 俳句・短歌・随筆・評論などの文学的な達成度などに対する一般的な評価を説明する。 2.日本近代文学における詩歌の位置について説明する。 3.「小説」と「詩歌」の関係を説明する。 4.夏目漱石との交流。漱石に与えた影響などを説明する。
《第2回》1月8日(木曜) 1. 子規の俳句と短歌を味わう。
《第3回》2月5日(木曜) 1.正岡子規『墨汁一滴』・『病牀六尺』・『仰臥漫録』の随筆三部作を中心に子規の随筆の妙を味わう。 2.『病牀六尺』に記された高弟の二人(長塚節・伊藤佐千夫)を取り上げる。長塚節の短歌と長編小説『土』・伊藤佐千夫の短歌と短編小説『野菊の墓』の解説。
《第4回》3月5日(木曜) ・ドナルド・キーン『正岡子規』角地幸男訳(新潮社、2012年)、同書新潮文庫版(2022年) ・復本一郎『正岡子規伝:わが心世にしのこらば』(岩波書店、2021年) ・司馬遼太郎『坂の上の雲』全6巻(文藝春秋、1969年から1972年)、同書新装版(2004年4月から6月)、同書文春文庫改装版全8巻(1999年1月から2月) ・司馬遼太郎『ひとびとの跫音』上・下(中央公論社、1981年)同書中公文庫版上・下(1983年)中公文庫改版上・下(1995年) 1.上記の書籍などをもとにして正岡子規像を探る。 2.本講座全体を総括し、新しい子規像を確認し、その文業の可能性を考える。
巣鴨地域文化創造館 〒170-0002 東京都豊島区巣鴨4-15-11 電話番号 03-3576-2637
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