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公演レポート

平成26年度

1月28日(水曜)第176回 庁舎ロビーコンサート
【会場】豊島区役所本庁舎1階ロビー

豊島区役所現庁舎では最後となる今回の「第176回 庁舎ロビーコンサート」。
最終回を記念して、コンサートと共に、昭和63年から始まったコンサートを振り返る写真展示が実施されました。

今回は、東京音楽大学大学院2年生の元井千尋さん(ソプラノ)と飯島みずきさん(ピアノ)による演奏、
ご来場の方と共に歌う『花は咲く』が、ラストを飾りました。
 
今回も、沢山のお客様が美しい歌声とピアノの調べに耳を傾けていました。

「早春賦」から、シューベルト作曲「アヴェ・マリア」「野ばら」まで、様々な曲を美しい歌声で表現されていました。
「踊り明かそう」では、歌はもちろん、元井千尋さん(ソプラノ)の歌だけでなく身体全体で音楽を表現する様子を楽しむことができました。


 
今回は現庁舎での最終回ということで、高野区長もお見えになりました。

「庁舎ロビーコンサート」は今後、新庁舎1階の多目的スペース「としまセンタースクエア」での開催を予定している、等のお話をいただきました。
  復興支援ソング『花は咲く』は、ご来場の方々と一緒に歌っていただきました。
 
右:元井千尋(ソプラノ)
左:飯島みずき(ピアノ)
【当日の曲目】
早春賦/中田章
アヴェ・マリア/シューベルト
野ばら/シューベルト
映画「マイ・フェア・レディ」より『踊り明かそう』/フレデリック・ロウ
愛の小径/プーランク
歌劇「ジャンニ・スキッキ」より『私の愛しいお父さん』/プッチーニ
花は咲く/菅野よう子

※次回の予定
8月4日(火曜) 12時15分 開演
次回からは、
「豊島区役所新庁舎1階 としまセンタースクエア」にて開催を予定しています。

11月19日(水曜)第175回 庁舎ロビーコンサート
【会場】豊島区役所本庁舎1階ロビー

「お昼に楽しむクラリネットの魅力」と題した今回の庁舎ロビーコンサート。東京音楽大学大学院在学の法正茉莉香さん(クラリネット)、田中くるみさん(ピアノ)の音色が庁舎に広がりました。
 
今回も、沢山のお客様がクラリネットとピアノの調べに耳を澄ませていました。
清らかな音色の「アヴェ・マリア」から軽快な「チャールダーシュ」まで、クラリネットの音はこんなに美しいのかと思うほど、多彩な音色を楽しめた30分でした。
また、「だんだん小さく」は、クラリネットを下から分解しながら演奏する曲で、最終的には、マウスピースとタルと呼ばれる部分のみになり、高い「ピュー」という音で終わるという、目で見ても楽しめる曲でした。


 
【お客様からの声】
「いつも楽しみにしています。」
「お話も上手で曲や楽器についてよく分かりました。」
「子どもも一緒に聴けてよかったです。」
などの意見が寄せられました。 今回、豊島区長も聴きにいらっしゃいました。
 
左:法正茉莉香(クラリネット)
右:田中くるみ(ピアノ)
【当日の曲目】
ラプソディ・イン・ブルー/ガーシュウィン
アヴェ・マリア/J・S・バッハ
幻想小曲集 作品73/シューマン
だんだん小さく/シュライナー
チャールダーシュ/モンティ ※次回の庁舎ロビーコンサート予定
1月28日(水曜) 12時15分 開演
 

11月7日(金曜) シンデレラコンサート モーニングコンサートシリーズ 第6回 
~ギターとヴァイオリンのロマンチック・デュオ~
【会場】豊島区民センター6階 文化ホール

クラシックギターの藤元高輝さんとヴァイオリンの森田みのりさんが奏でたギターとヴァイオリンの調べ。
『禁じられた遊び』『チャルダッシュ』などの名曲から『散歩についての、3つか4つ』『ブラックマンバ』などの現代音楽まで、バラエティーに富んだ楽曲で会場に詰めかけたお客様を楽しませました。
 
藤元高輝(クラシックギター)
【当日の曲目】
・ルーマニア民族舞曲(バルトーク)
・ タンゴの歴史 酒場1900(ピアソラ)
・ 散歩についての、3つか4つ(伊左治 直)
・ 熊蜂の飛行(リムスキー=コルサコフ)
・ 禁じられた遊び(イエペス)
・ ブラックマンバ(川上 統)
・ タンゴの歴史 カフェ1930、ナイトクラブ1960(ピアソラ)
~アンコール~
・チャルダッシュ(モンティ)
 
森田みのり(ヴァイオリン)
美しくうっとりするようなメロディーの楽曲に加え、 熊蜂の羽音を表現した「熊蜂の飛行」や、サバンナに生息する毒蛇をモチーフに作曲された「ブラックマンバ」など、クラシックギターとヴァイオリンの魅力を存分に味わえる選曲も大変魅力的でした。

演奏の合間のトークでは、東京音楽大学4年で同級生のお二人ならではの、卒業後の進路についてのお話が披露されました。今後国内外で益々のご活躍が期待される新鋭お二人に要注目です!
 
【一言メモ】
次回のシンデレラコンサートは2015年6月26日(金曜)を予定しています。どうぞお楽しみに!


11月1日(土曜)いっぽ・イッポ・み・ら・い・へX  
街と街を結ぶ としま バラと音楽が出逢うとき
【会場】東京芸術劇場コンサートホール

今年で10回目を迎える区民でつくる演奏会、『いっぽ・イッポ・み・ら・い・へ』が開催されました。
第一部の交流都市コンサートでは、山形県遊佐町と千葉県君津市より合唱団を迎え、区民と一緒に豊かなハーモニーを奏でました。第二部の花のコンサートでは、オペラとミュージカルのゲストによるステージや、フラワーアーティストによるバラアレンジメントのデモンストレーションが披露されました。また、「街と街を結ぶ としま バラと音楽が出逢うとき」と題した今回、会場ロビーには華やかなバラの装飾とバラの写真展示が行われ、来場者をバラの香りとともに温かく出迎えました。 

音楽監督・指揮の坂本和彦さんからの挨拶


「ジュニア・アーツ・アカデミー」と
「きみつ少年少女合唱団」

「豊島区民合唱団」「遊佐混声合唱団」
「きみつ夢未来合唱団」「ジュニア・アーツ・アカデミー」
「きみつ少年少女合唱団」
「としま ユング フェスタ オーケストラ」


左:ソプラノの市村柾美さん 
右:メゾ・ソプラノの古澤真紀子さん

ピアノの下岡達朗さん

ロ-ラン・ボーニッシュさんによるバラアレンジメントの
デモンストレーション

ミュージカルゲストの和音美桜さん


ミュージカルゲストの岡幸二郎さん

ミュージカルゲスト2人による共演


テノールの若井健司さん

一緒に合唱する高野豊島区長


フィナーレは出演者全員による大合唱

フォトグラファー柴原薫氏によるバラの写真展示

600本のバラがお客様をお出迎え


10月18日(土曜)第26回 民俗芸能inとしま
【会場】豊島公会堂

福島県いわき市の「御宝殿熊野神社稚児田楽・風流」、交流10年目を迎える長野県箕輪町の「古田人形芝居」などの友好・交流都市の伝統芸能を迎え、豊島区民に馴染みが深い民俗芸能である「長崎獅子舞」、「冨士元囃子」や、豊島区民参加の太鼓ワークショップ「としま太鼓道場」の練習成果も披露されました。
また、同日には、区民センター前で「いわき市産直市」、公会堂前では迫力ある「呼び込み太鼓」がありました。
気軽に伝統芸能を堪能できる機会となり、沢山の方にご来場いただきました。

「いわき市産直市」と「呼び込み太鼓」でお客様をお出迎え


いわき市の産直市
 
「髙野右吉と秩父社中」による呼び込み太鼓

福島県いわき市 御宝殿熊野神社稚児田楽・風流保存会  『御宝殿熊野神社稚児田楽・風流

稚児田楽とは、烏と兎を描いた露払いを持った2名と“びんざさら”を持った6名の子どもたちが、五穀豊穣を祈り5種の舞を披露。風流は、「白鷺舞」、「青龍舞」、「雌雄鹿舞」(子孫繁栄と豊年祈願の舞)、「大獅子舞」(祝儀の舞)の4種類からなる獅子舞で、古代の民俗芸能が伝承されたもの。昭和51年には、「御宝殿の稚児田楽・風流」として、国重要無形民俗文化財の指定を受けました。
 
御宝殿熊野神社稚児田楽・風流
 


豊島区 冨士元囃子連中 『冨士元囃子・寿獅子』

『冨士元囃子』は明治40年頃に豊島区高松の長崎冨士塚の講元を中心として発生。笛、大太鼓、締太鼓、鉦による5人囃子で構成されています。付随芸として「寿獅子」「大黒舞」「おかめ・ひょっとこ」などがあり、昔から祝福芸として正月や祝いの座敷などで演じられてきました。毎年、長崎神社の秋の例大祭には地元要町高松の各町内を、花で飾った山車に乗って囃子を演奏して廻ります。
 
冨士元囃子
 
寿獅子

豊島区 長崎神社獅子連 『長崎獅子舞』

『長崎獅子舞』は旧長崎村の人々によって伝承されてきた民俗芸能で、毎年5月の第2日曜日に長崎神社の祭礼で演じられ、獅子舞と獅子舞用具が豊島区指定文化財となっています。以前より、地元有志による長崎神社獅子連と、城西大学付属城西中学高等学校獅子舞研究部のみなさんが継承活動に取り組んできました。地元の長崎小学校で長崎獅子舞連の指導を受けた小学生、卒業生らが今年の舞台に立つなど、後継者も育っています。

長崎獅子舞

埼玉県秩父市 『秩父屋台囃子』と『としま太鼓道場』

『秩父屋台囃子』は、秩父夜祭の中心である屋台を力づける大切な役目を持っており、締太鼓と大太鼓を打ち分ける「さざなみ太鼓」をはじめとするダイナミックな演奏が特徴です。秩父社中は、無形文化財秩父屋台囃子保持者髙野右吉氏が、その後継者育成のために設立した「講文館」を基盤としており、国内外で太鼓を通じた文化交流に貢献しています。

髙野右吉と秩父社中

秩父屋台囃子


としま太鼓道場






講師に髙野右吉氏を迎えた豊島区民参加のワークショップ「としま太鼓道場」受講生が猛特訓の成果を披露。

長野県上伊那郡箕輪町 古田人形芝居保存会 『古田人形芝居』 演目:「生写朝顔話 宿屋の段」

『古田人形芝居』は箕輪町の西部上古田を中心に、風除けや豊作を祈る神への奉納芸として行われたと伝えられています。人形芝居という伝統的な様式で演じられる物語は、非常に見ごたえがあり、今回、5年ぶりの待望の再演となります。現在は保存会が中心となり小中学生ら次世代の子どもたちと共に活動を続けています。

古田人形芝居

来場者からの感想


・現地のお祭りに行ってみたくなりました。
・日本の民俗芸能は素晴らしい!世界に発信して欲しい!
・都内で地方の芸能に接することができて感激いたしました。
・豊島区の歴史を感じました。
・第26回とは、さすが文化を大事にする豊島区、うらやましく思います。
・豊島区の芸能も若手が育っているようで安心しました。
・毎年この日を楽しみにしています。特に冨士元囃子と長崎獅子舞はよく伝統を受け継いできたものと感激しています。
・数年前にも見に来たことがありましたが、その時よりも数段よくなっていて素晴らしいです。特に太鼓はすごい迫力でした。
・長崎神社の獅子舞を地元民として是非一度鑑賞したく思っておりました。子どもの時から長崎神社には折にふれてお参りしておりますのに、獅子舞きちんと拝見したことがなかったのでうれしい機会でした。5月にはぜひ神社で拝観したいです。


9月17日(水曜)第174回 庁舎ロビーコンサート
【会場】豊島区役所本庁舎1階ロビー

「秋を呼ぶホルンの音色」と題した今回の庁舎ロビーコンサート。清々しい秋空の下、東京音楽大学大学院在学の杉崎瞳さんのホルン、 廣瀬かすみさんのピアノの音色が庁舎いっぱいに広がりました。
庁舎ロビーコンサートの様子
「一緒に楽しんでもらえるよう、皆さんに親しみやすい曲を選曲しました。」と始まったコンサート。赤ちゃんからお年寄りまで沢山のお客様がホルンとピアノの音色に耳を澄ませていました。馴染みの曲で赤ちゃんと一緒にリズムを取るお母様の姿も見受けられ、和やかなひと時となりました。

【お客様からの声】
「なかなかこう言う機会がないから。とても良かったです。」
「ホルンを近くで見ることはあまりなく、こんなに素敵な音色とは思いませんでした。」
「選曲がとても良かった。」
などの意見が寄せられました。
 
右:杉崎 瞳(ホルン)
左: 廣瀬かすみ(ピアノ)
【当日の曲目】
青春の輝き/リチャード・カーペンター
君をのせて/久石 譲
ロマンス ヘ長調 作品36/サン=サーンス
ホルン協奏曲 第1番 ニ長調より 第1楽章/モーツァルト 
川の流れのように/見岳 章
見上げてごらん夜の星を/いずみ たく ※次回の庁舎ロビーコンサート予定
11月19日(水曜) 12時15分 開演


7月16日(水曜)第173回 庁舎ロビーコンサート
【会場】豊島区役所本庁舎1階ロビー

東京音楽大学大学院在学の小林佑太朗さんのファゴット、 菊地莉世さんのピアノの音色が庁舎ロビーに心地よく響き渡りました。
庁舎ロビーコンサートの様子
梅雨の合間の快晴のお天気の中、ロビーにはベビーカーで赤ちゃんと一緒にいらしたお母さんからお年寄りまで大勢のお客様が集まり、やさしい音色のファゴットの演奏に耳を澄ませていました。

皆さんも一度は耳にしたことがあるかもしれないNHK朝の連続テレビ小説「さくら」のテーマ曲や「ファゴットとピアノのためのソナタ」など、バラエティーに富んだ楽曲でファゴットの魅力が存分に伝わってきました。

アンコールではピアソラの代表曲であるリベルタンゴが披露され、最後まで訪れたお客様を魅了していました。

【お客様からの声】
「ファゴットは初めて聞きました。素晴らしいひと時でした。」
「楽器の説明が分かりやすく、馴染みやすかった。」
特に「ファゴットの音色は生では初めて聞いた。」と言う意見が多数寄せられました。
庁舎ロビーコンサートの様子
右:小林佑太朗(ファゴット)
左: 菊地莉世(ピアノ)
【当日の曲目】
NHK朝の連続テレビ小説「さくら」のテーマ曲/小六禮次郎
「動物の謝肉祭」より『白鳥』/サン=サーンス
ヴォカリーズ/ラフマニノフ
ファゴットとピアノのためのソナタ ト長調より 
第1楽章、第2楽章/サン=サーンス
~アンコール~
リベルタンゴ/ピアソラ ※次回の庁舎ロビーコンサート予定
9月17日(水曜) 12時15分 開演
 

6月27日(金曜)シンデレラコンサート モーニングコンサートシリーズ 第5回 
~あなたに贈る思い出の歌~
【会場】豊島区民センター6階 文化ホール

魅力的で迫力あるソプラノとユーモアに富んだトークで会場を沸かせた渡邊史さんと、美しい伴奏で素敵な曲を奏でたピアノの谷合千文さん。金曜の昼間、シンデレラが区民センターのホールに舞い降りました。
 
渡邊史(ソプラノ)
【当日の曲目】
・サウンド・オブ・ミュージック
・ムーン・リバー(「ティファニーで朝食を」より)
・Shall we dance?(「王様と私」より)
・慕情
・踊り明かそう(「マイ・フェア・レディ」より)
・ハバネラ(オペラ「カルメン」より)
・恋はやさし野辺の花よ(オペレッタ「ボッカチオ」より)
・すみれの花咲く頃(「パリ・ゼット」より)
・蘇州夜曲 (「支那の夜」より)
・君を乗せて(「天空の城ラピュタ」より)
・ゴンドラの唄(「その前夜」劇中歌)

 
谷合千文(ピアノ)
「音楽の素敵な魔法にかかってお帰りください」とのトークから始まった今回のシンデレラコンサート。
「皆さんが口ずさみたい歌を歌いたい」との言葉通り、誰もが一度は聞いたことのある映画音楽からオペラの名曲まで、渡邊史さんのあたたかく伸びやかな歌声が会場いっぱいに広がりました。

オペラ「カルメン」からのハバネラでは、会場後ろから登場した渡邊さんが、カルメンさながら客席を巡る場面も。観客の皆さんを一瞬にしてオペラの世界へ・・・

また、演奏の合間のトークでは渡邊さんのユーモア溢れるエピソードに会場が笑顔に包まれ、お迎えの「カボチャの馬車」でお帰りになりました。
  【一言メモ】
次回のシンデレラコンサートは11月7日(金曜)を予定しています。どうぞお楽しみに!

5月21日(水曜)第172回 庁舎ロビーコンサート
【会場】豊島区役所本庁舎1階ロビー

東京音楽大学大学院2年生の半澤佑果さんが弾くピアノ伴奏に乗せて、 菊池晶子さんのヴァイオリンの音色が庁舎に心地よく響いていました。
 
当日の天気は生憎の雨模様でしたが、多くのお客様にお越しいただきました。
クライスラー作曲「愛の喜び」やサラサーテ作曲「ツィゴイネルワイゼン」 など、親しみ深い名曲の数々を演奏して頂きました。

ゆったりとした曲調のマスネ作曲「タイスの瞑想曲」に癒され、軽快なリズムのモンティ作曲「チャールダーシュ」に心弾む思いになるなど、雨を忘れる楽しいひとときでした。
 
右:菊池晶子(ヴァイオリン)
左: 半澤佑果(ピアノ)
【当日の曲目】 愛の喜び/クライスラー
ルーマニア民俗舞曲/バルトーク
タイスの瞑想曲/マスネ
ツィゴイネルワイゼン/サラサーテ
チャールダーシュ/モンティ ※次回の庁舎ロビーコンサート予定
7月16日(水曜) 12時15分 開演